ゼロからのスクラッチの始め方

Technology

スクラッチは、小学校のプログラミング教育でも最も使われている教材で、世界中に利用者のいるプログラミング教材です。本記事では始め方について紹介します。

YUKI
YUKI

小学校でもプログラミングが必修になったって本当?

自宅で簡単に学ぶ方法があればいいのに、、、

スクラッチとは?

マサチューセッツ工科大学の学生が作成した、子供用のビジュアルプログラミング言語です。

プログラミングの基本的な考え方や代表的な概念を、小学生でも理解しやすいように開発されています。

スクラッチの始め方

Scratch3.0はダウンロード(オフライン)とブラウザ(オンライン)で使うことができます。

ダウンロードサイト

ブラウザ版は、公式サイトの上部にある「作る」のタブを押します。

すると、チュートリアルとともに以下の画面が表示されます。

画面の説明

①〜⑩について、言葉の意味を説明しながら、誕生日のワンシーンを作ってみます。

① スプライトスクラッチで動かしたりする対象
② コスチュームあるスプライトの別のコマ
③ ステージ画面の背景となる画像
④ ブロックスプライトに動きをつけたり、見た目や音の変化をつけるためのもの
⑤ コードブロックの組み合わせ
⑥ 音BGMや効果音
⑦ チュートリアル初心者向けの解説動画
⑧ ファイルつくったスクラッチを、パソコンに保存することができます
⑨ 実行/止めるつくったコードを実行したり、止めることができます
⑩ プレビューつくったコードでスプライトが動くことを確認することができます

① スプライト

スプライトとは、スクラッチによって動きを与えるアイテムを指します。

例えば、キャラクターや食べ物、乗り物、動物などを使うことが多いでしょう。

自分で描くことも可能ですが、スクラッチのライブラリを開いてスプライトを選択することができます。

ライブラリから「Cake」という名前のスプライトを選択します。

もともと入っていた「スプライト1」(スクラッチキャット)は消してしまって大丈夫です。

② コスチューム

コスチュームとは、「Cake」というスプライトの場合は、ろうそくが燃えている絵と、消えている絵を指します。

つまり、パラパラ漫画のように、絵が切り替わるイメージで考えて頂ければ良いと思います。

③ ステージ

ステージとは、スプライトの背景を指します。

背景を選ぶ→「Party」と検索し、「Party」という名称の背景を選択します。
(※任意の背景を選んで頂いて構いません)

そうすると、ケーキの背景が設定されます。

④ ブロック

ブロックがスクラッチで一番大事です。操作しながら試してみましょう。

  1. 「イベント」→「フラッグが押されたら」という名前のブロックを、画面の右側に移します(ドラッグ&ドロップ)
  2. 「見た目」→「コスチュームを(cake-a)にする」というブロックを右側に移します
    ※cake-aは、ろうそくの火がついている絵です
  3. 「音」→「(Birthday)の音を鳴らす」というブロックを右側に移します
  4. 「制御」→「( )秒待つ」というブロックを右側に移し、( )内に8と入力します
  5. 「見た目」→「コスチュームを(cake-b)にする」というブロックを右側に移します
    ※cake-bは、ろうそくの火が消えている絵です

⑤ コード

上記のようにブロックを組み合わせて作られたものをコードと言います。

⑥ 音

①でスプライトを選択した際に、音が一緒に入っていることがあります。

自分で音源を取り込むことや、編集することも可能です。

ここでは、「Birthday」という音を使います。

⑦ チュートリアル

チュートリアルでは、動画を使った操作方法を確認することができます。

⑧ ファイル

作成したスクラッチのデータを、パソコン上に保存することができます。(拡張子は.sb3)

また、「コンピューターから読み込み」することによって、保存したデータを開いて作業を再開することが可能です。

⑨ 実行/止める

あとは、作成したコードを実行するだけです。

フラッグのアイコン(実行)をクリックすると、ケーキのろうそくがついて、BGMが流れるようになります!

今回は、1度流れると自動的に止まりますが、

繰り返し動作するコードの場合は「止める」をクリックすることで停止することができます。

なお、右側の「表示サイズの変更」により、プレビューのサイズを変更することができます。

さいごに

スクラッチで遊ぶことで、プログラミングの基礎を学ぶことができると思います。

小学3年生以上のお子さまであれば、ゲーム感覚で遊びながら身に着けることができると思います。

この記事を読んで下さっている方のお子さまが未就学の場合は、以下の記事で年中から楽しめる知育教材を紹介しておりますので、ぜひ読んでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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